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突然停電した時にやるべき正しい行動とは?【自宅編】

突然の停電…

昼間ならまだ電気がなくても外が明るいので何とかなりそうですが、特に夜間の場合はパニックになってしまう人がほとんどだと思います。

そんな停電の時にどうしたら…何をしたらいいのかを解決します。
紹介する行動を把握しておく事で突然の停電時にも少しは落ち着いて行動できると思います。

まず一番最初にすべきこと

あれ…停電?と思ったら

家中の電気が消えて「停電?」と思ったら、まずは落ち着いて本当に停電なのかをチェックする必要があります。

  1. 家中の電気がつかないのか
  2. 周りの住宅も電気が真っ暗なのか
  3. 自動販売機や信号は止まっているのか

本当に停電なのかは少し外を見て周りの住宅も停電しているようであれば停電の可能性が高いです。また近くに信号機や自動販売機があれば確認してみましょう。電気が消えているようであればほぼ間違いでしょう。

他の家が停電していない場合は、電気の使いすぎでブレーカーが落ちたと考えられます。途中まで使っていた電気機器があればスイッチをオフにしてブレーカーを元に戻してみてください。

もしも電気が戻らない場合は、ショートしている可能性があるので専門業者に連絡しましょう。

停電時の正しい行動

停電時の正しい行動を知っておけば、急な停電でも慌てずに行動ができます。

電化製品の電源プラグをコンセントから抜く

停電中は電化製品の電源プラグは抜いておきましょう。これはなぜかと言うと電気が復旧した時に急に多くの電力が流れることで電化製品を破損させたり火災につながってしまう恐れがある為です。

冷蔵庫の開閉は最小限にする

停電中はもちろん冷蔵庫の電気も切れています。腐りやすい生物なんかすごく心配ですよね。
冷蔵庫内の冷気を逃さない為にも冷蔵庫の開閉は最小限にしておきましょう。慌ててクーラーボックスに移し替えなどはかえって無駄になってしまうので何もしない方が返って良いです。

冷蔵庫内の冷気は全く開け閉めしない状態で2〜3時間程度と言われています。この時間内に電気が復旧すればあまり問題はないのですがそれ以上の停電が続く場合は冷蔵庫内の腐りやすい物は諦めた方が良いかもしれません。。

もしも自宅を離れる場合

自宅から離れる時は必ずブレーカーを落とすようにしましょう。

ブレーカーを落とす

地震などの自然災害によって停電が発生した場合は、電気経路が破損していたり家電製品が破損する可能性もあります。

そんな時に急に電気が通電してしまうと誰もいない間に火災が発生してしまう最悪の事態になるので家を離れる時は、必ずブレーカーを落とすようにしてください。

停電が復旧した時の注意点

電気が復旧した時に一番注意が必要なのが「通電火災」です。

※通電火災とは

通電火災とは、大規模な地震などに伴う停電が復旧し、通電が再開される際に発生する火災のことをいいます。

引用:神戸市役所HP

阪神淡路大震災の時には、神戸市内で157件の火災が発生していますが、原因が特定できた55件のうちの33件が「通電火災」だったと言われています。

通電火災を防ぐ為にも、停電復旧後にブレーカーを元に戻す際は大型家電やキッチン家電の電源プラグは抜いた状態でブレーカーを元に戻しましょう。少しでも異音や焼けたような異臭がしたら早急にブレーカーをオフにするように。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

自分は大丈夫と思っていても、いざ停電になってしまうと慌てて何もできず復旧するのを待つしかありません。

それこそその時になってスマホで検索していては貴重なスマホの充電を削ることにもなります。そうならない為にも今回の記事の内容は覚えておきましょう。

突然の停電でもいざという時に落ち着いて行動できると思います。